HOME  > レース情報  > 2009  > ツール・ド・北海道  > 『ツール・ド・北海道』 第6ステージ&総括レポート

レース情報

『ツール・ド・北海道』 第6ステージ&総括レポート

『ツール・ド・北海道』第6ステージ&総括レポート
大会名&クラス:ツール・ド・北海道 (UCI 2.2)
期間:9月9日~13日(全6ステージ)
開催地:北海道
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇ 
  完全勝利達成!宮澤大会2連覇、清水山岳賞、圧倒的なチーム力の強さを見せつける
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

9月13日:
【第6ステージ】モエレ沼公園 60km

【レース速報】
最終ステージは札幌モエレ沼公園での60kmクリテリウム。北海道出身の阿部嵩之と鈴木真理(ともにシマノ)の攻撃&逃げ切りがあったものの、チームで集団を完璧にコントロールし総合優勝、山岳賞、スプリント賞を手中に収めた。

【第6ステージ結果】札幌モエレ公園周回コース60km
1: 鈴木真理(シマノレーシング):1h19m40s
2: リース・ポロック(ドラパック・ポルシェ)同上
3: 阿部嵩之(シマノレーシング)+03s
4: ジョン・チュンギョ(大韓民国チーム) +15s
5: マリウス・ヴィズィアック(TEAM NIPPO-COLNAGO)同上

13:清水都貴(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+15s
17:宮澤崇史(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+15
39:福島晋一(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)39s
46:菊池誠晃(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+2m24s
47:増田成幸(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+2m24s

【個人総合時間賞(確定)】
1: 宮澤崇史(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン):17h30m37s
2: 鈴木真理(シマノレーシング):+5s
3: 盛一大(愛三工業レーシング):+19s
4: マリウス・ビズィアック(ニッポ・コルナゴ):+20s
5: デンプスター・ザッカリ(ドラパック・ポルシェ):+23s

10:清水都貴(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+36s
17:福島晋一(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+1m07s
42:菊池誠晃(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+3m27s
56:増田成幸(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+7m03s

【レース総括】
今年勝利に恵まれていなかったチームは、欧州でプロツアーとしのぎを削っているというプライドを賭けて「圧倒的な勝利」を目標にツール・ド・北海道に臨んだ。チームのモチベーションは非常に高く、選手、スタッフ、監督共々負ける気がしないと云う程の気合で全6ステージを駆け抜け、無事総合優勝、ポイント賞、山岳賞を獲得する完全優勝を成し遂げた。
北の大地でツール・ド・フランスに出場する目標をぶち立てた大胆不敵なチームの迫力をお披露目出来たと思う。

宮澤崇史は昨年に引き続き総合優勝を果たし2連覇を達成。以前ツール・ド・おきなわでも2連覇を達成しており、「伊達男」の次は「2連覇男」としての地位を強固なものとした。次の2連覇はジャパンカップ辺りを期待したい。
清水都貴も無事山岳賞ジャージを最後までキープ。2位の青柳憲輝(法政大学)に迫られて、「学生に負けちゃうかも、、」とプロとしてあるまじき焦りを露わにしていたが、何とか面目を保った。宮澤の総合を守ることよりも、学生選手に対してのプライドを優先させるのではないか?とチームはヒヤヒヤものであった。
そうそう、ポイント賞のジャージに関しても全ステージ宮澤崇史が独占。伊達男としては、「青」も似合う所をアピールしたかったと思うが、北海道では「緑」が一番!
福島晋一は相変わらずの“レース内監督”ぶりでチームをまとめる大役を果たした。レース中に空からテレビ中継を見ているんじゃないか?と思えるほどのレース眼を発揮し、総合勝利を手繰り寄せた。そうそう、もう昨年引退した晋一の弟の相沢(福島)康司の動きだけは、晋一も予想がつかなかったそうだ。
増田成幸は気合の入り方がレース前の顔に出やすい選手だ。彼が気合の入っている時=チームが何かをやらかす時。大きな動きを取る日のチームは相手チームに意図を探られまいと、レース前から増田にサングラスを掛けさせる作戦を取った。しかし彼がサングラスを掛けているという事は、チームが何かをやらかす、という事になってしまうのではないだろうか?その作戦はどうかと思う。
菊池誠晃は、たまに思いもよらぬところで千切れたりするが(笑)、しっかりと集団に戻ってくるしぶとい選手だ。初めから千切れなきゃ良いじゃないか!という突っ込みは絶対にしてはいけません。全日本選手権のしぶとい独走も彼の持ち味が大いに出たレース。最後までリーダー陣のアシストの大役を鉄壁の如くこなしチームに大きく貢献したマチャも一回り大きくなった。

ツール・ド・北海道の勝利は、こんな個性的な選手達と、彼らに負けないほど個性的な監督&スタッフがひとつの目標を頑なに目指した結果だ。
今回の結果、そしてこれから打ち立てられる結果の数々は、全てが「ツール・ド・フランス」へと通じています。

この後のEQA・梅丹本舗・グラファイトデザインは、10/4-10の「ヴエルタ・ア・チワワ」(バルベルデ等が出場)、10/25の「ジャパンカップ」、11/7-8の「ツール・ド・おきなわ」と特別なレースが続きます。
引き続き応援のほどお願い申し上げます!

-宮澤崇史のコメント(総合優勝2連覇&ステージ2勝を飾る):
「このレースは本場欧州戦っている我々にとっては絶対に勝たなければならないレースでしたので、嬉しいと云うよりもホッとしている。一番嬉しかったことはこの大事なレースで素晴らしい自転車をグラファイトデザインさんから提供を受けたことと、補給食として自転車選手に特化した梅丹本舗さんのサイクルチャージ(CC)とトップコンディション(TC)を思う存分飲みまくってレース活動を出来た事です。良いチームメイト&スタッフ、機材&サプリメント、スポンサー、ファンの皆様に囲まれたウチのチームは本当に最高です。」

-清水都貴のコメント(山岳賞ジャージを獲得):
「(宮澤)崇史さん、本当におめでとう!最終日は大きな動きはないと踏んでいましたが、一切油断をせずに望んだためシマノの2人(鈴木選手&阿部選手)の逃げもコントロール圏内で対処出来ました。リップサービスだと思われると不本意なんですが、、グラファイト(デザイン)さんのフレームは化け物の様に良いです。このフレームに乗れるチームに居れて幸せです。そしてこのフレームを一般の皆さんが試し始めることを楽しみにしています。近日発売なので、実際に乗った感想を皆さん教えてください」

-福島晋一のコメント:
「欧州でやってきたウチとしては、勝たなければいけないレースであったが、やっぱりホッとするね。負けたらどうしようかと思ってました(汗)ジャパンカップ&ツール・ド・おきなわと続くけどこの良い波は続くと思うよ。」

‐増田成幸のコメント:
「今回は全体を通してレースが良く見えた。欧州で戦ってきた成果だと思う。他チームからの攻撃が激しかったので、目が回るようでしたが対処しきれたことは大きな自信になった」

-菊池誠晃のコメント:
「個人成績としては目立った所はなかった自分ですが、アシストとしてはほぼ完ぺきな働きが出来たのではないかと思います(ここで浅田監督より「十勝の山で千切れたの誰だったっけ(笑)と突っ込みが入る」)。ウチのチームが噛みあった時の隙のなさと強さはものすごい事になっていますね。負ける気がしません。あと自分たちが開発に関わっていたグラファイトデザインの新バイクと梅丹本舗さんのCC&TCの製品版を同時に実戦で使えるようになったのは感動的ですね。」

-浅田顕監督のコメント:
「まずツール・ド・北海道の完全勝利にあたって、選手、スタッフ、スポンサーの皆様、応援を続けてくださるファン、後援会の皆様、そして彼らを支えるご家族の皆様に心より感謝の意を表させて頂きます。さらに北の大地を舞台に雄大なレースを開催して下さった運営委員会、現地ボランティアの方々にもチーム一同、感謝を致しております。
そして、世界で戦う日本人ライダーに特化した最高の製品を供給下さっている梅丹本舗さん、グラファイトデザインさんにも最大の感謝の意を称させていただきます。実際彼らがいなければ今日の勝利は実現していません。
ツール・ド・北海道は欧州を主戦場に、ツール・ド・フランスに出ているプロツアーチームを相手に戦っている我々にとっては、絶対且つ圧倒的に勝たなければ示しのつかないレースでした。勝ち方にもこだわり完全優勝はチーム全員が思い描いたものであり、それを実現させた選手達は日本自転車界の宝であり、日本人ライダーの強さを世界に見せつける使命を負った侍です。これからも夢を現実に変えることが出来る!と皆様に信じていただけるような勝利を量産して行きますので、ジャパンカップやツール・ド・おきなわの会場に是非足を運んで、皆さんの熱意を選手達に注ぎ込んでやって下さい。これからもEQA・梅丹本舗・グラファイトデザインの活躍にこうご期待下さい」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さらなるレース詳細はシクロワイアードでチェック!
http://www.cyclowired.jp/?q=node/17575

■参加チーム:21チーム
EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン
ドラパックポルシェ
愛三工業レーシングチーム
シマノレーシング
鹿屋体育大学
チームブリヂストンアンカー
TEAM NIPPO COLNAGO
法政大学
マトリックス・パワータグ
東京大学
日本大学
北海道地域選抜
順天堂大学
大韓民国チーム
ルトゥーア・サイクリング・チーム
グルード&マーストラント・ホルセン
KTM-ユンカース
BLITZEN宇都宮プロレーシングチーム

■チームメンバー
監督:浅田顕
1.宮澤崇史
2.清水都貴
3.福島晋一
4.増田成幸
5.菊池誠晃
STAFF LOG IN PAGE TOP